フリーター、イギリスへ行く

イギリス/大学院留学/LSE/Social Policy

留学先を調べる①

またまた連続投稿です。ちよわかまるです。

自分がなぜ大学院留学したいのかをざっくり考えて、友達や周りの大人に話していると、少しづつまとまっていくのではないでしょうか。すると、次は実際に留学先を検討する段階になるわけです。決めなきゃならんのは、国・大学院・コースの主に3つです。


★どこの国に行こうか
最初は英語圏か非英語圏かですかね。ぼくは英語しかできないし、英語をマスターしたいので英語圏でした。
するとアメリカ、カナダ、イギリス、オーストラリアあたりに絞られます。といっても、ぼくはイギリスにしようと決めていました。ひねくれていそうだし、いちいち言う皮肉も面白そうだったからです。
でも本当はもっとちゃんと決めたほうがいいと思います。「○○学を学ぶならこの国だ」とか「この国にしかない資格を取るんだ」とか。それと、国によって修士コース(Master)の期間が異なるのも重要なポイント。アメリカはたしか2年。イギリスのTaught Masterは1年。Taught Masterというのは講義、ゼミ、卒論から構成されるコースです。博士課程につながる修士コースの場合はもっと長かったりするようで。
こういうのはとても基礎的な情報なので、おおまかなことは留学セミナーとか本とかで簡単に調べられます。


★大学院はどこにする
本丸の大学院。ぶっちゃけぼくのとっかかりは、大学の教授でした。「社会科学分野で有名で、なるべくいろんな人がいそうなイギリスの大学知りません?」とたずねたら、「そりゃあLSEだね」と。「え?なにNSE?LSC?」とオックスフォードくらいしか聞いたことなかったので、聞き返してしまいましたが。そこから、LSEのウェブページで概要を調べて、コース一覧を見ながら決めていくという感じ。

やってて思いましたけど、大学院から全部リサーチしてたら日が暮れます。自分が学びたい分野を具体化していったほうが遥かに楽しく、簡単に大学院とコースを決められます。


★何を学ぶ→コース→大学院を決める
例えばある人の例。どうやらいろいろ調べていると自分がやっていけそうなのはSocial Policy(社会政策)という分野らしいぞ。Social Policyのコースがある大学院は・・・
University of Oxford: MSc in Comparative Social Policy
LSE: MSc Social Policy(Social Policy and Planning)
University of York: MA Social Policy

ちょっと外れるけど楽しそうなのが・・・
UCL: MSc Social Development Practice
University of Edinburgh: MSc in Comparative Public Policy

という感じで絞れるわけです。
もちろん分野から絞ったとしても、候補を見つけるのには時間がかかります。なぜなら、ここからは自分で各大学のウェブサイトに行き、慣れない英語を読みながら、不親切設計のサイト(情報がまとまってないので、すぐsee here的なやつでリンクに飛ばされる)を開拓しなければならないからです。
でも、これはとても大事です。まず、英語で挫折したらおしまい。留学あきらめるべし。留学セミナーや経験者の話なども役立ちそうに見えて逆に遠回り。最新の情報は大学以外は教えてくれません。さらに、調べながら自分がなぜそこがいいのか、なにを学びたいのかが明確になっていくからです。これは後に出願(apply)するときに信じられないほど重要になります。
ということで、この辺から少しずつ苦しい戦いが始まっていくわけです。辞書を片手に調べてたなあ。


今回書いたものの他に、知名度とか学生の多様性とか立地とか、諸々の要素も考える人もいたりいなかったり。
でももう疲れたし、暑いのでそこらへんはまた今度にしましょう。

 

 

とっても申し訳ないのですが、当ブログに書いてある内容によって生じた問題などについて、書いている人は何一つ責任を果たせません。
寛大な御心とご自身の判断力をもってお読みいただければ幸いです。