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フリーター、イギリスへ行く

イギリス/大学院留学/LSE/Social Policy

小さなビラから

のどが痛いような、右鼻の鼻水がじゅるんじゅるんのような。ありえないありえない、気のせい妖精森の精、ちよわかまるです。


今日部屋の掃除をしていたら一枚のビラが出てきました。
"Stand Up to Racism and Fascism"って書いてある。

さかのぼること一週間前。
いつものように大学図書館に向かっていたら、入口の前が騒がしい。デモっぽい。といってもなんだかかわいい規模のものでしたが。拡声器で何か話しているので近づいたんですが何も聞きとれず。すぐ移動してしまいました。残されたぼくの手には1枚のカラフルなビラ。
"Stand Up to Racism and Fascism"

うーん。人種や民族の問題は「大変だよなあ」くらいの感覚で、ザ・日本人的な感想です。はい、すみません。だからちょっとビラを読んでみよっかなーと。


ふむ。
ふむふむ。
なーるほど。


お。意外に興味深い。
ヨーロッパで民族主義的な運動があるようです。ドイツではPegida、ギリシアではNeo-Nazi Golden Dawn。さっそくグーグルちゃん。
Pegidaは「ぺぎーだ」っていう政治団体みたいで意味は「西洋のイスラム化に反対する欧州愛国者」ですって。あら過激!
ギリシアの方は通称Golden Dawn、つまり「黄金の夜明け」ですね。こっちは政党で議席を有しているようです。

でビラは、こういう民族主義的な動きを
"Islamophobic and Anti-Semitic backlash"
と表現してますね。
はいまたグーグルちゃん。イスラモフォビック。これはイスラム教とその教徒に対する恐怖感情ですね。もう一つの方は実は知ってるんです。きらーん。セミティックはセム人すなわちユダヤ人のことを指していて、反ユダヤ人主義ですね。まあまあ、こういう際立った民族主義みたいなもんは、きっといつの時代にもありますわな。

小さなビラにはさらに面白い内容が。
"the mass media silence on the Chapel Hill shootings where three Muslim students were brutally shot dead"
ほう。もちろんググちゃん。ふむ。2015年2月10日にアメリカで3名のイスラム系学生が男性に射殺されて、動機についてヘイトクライムか否かが争われているらしい。たしかにそこまで報道されていない。


さて、、、
何かかっこいい持論でも展開したいところですが、知識の浅いぼくには到底無理です。
ただ、イスラム教を信じている人たちのなかにも、ちょっと趣味程度にって人から熱狂的な人までいろいろいるんじゃないかなと思うんですけどね。それにそもそもイスラーム国はイスラム教の信仰に基づいて行動してるんですかね。根本的な原因はもっといろいろありそうだけどなあ。貧困とか職がないとか若者のカルチャーとか。ダメだ、やっぱり難しすぎ。

ビラの最後にこんなメッセージが。
"We are the mojority and we will stand up to racism"
いやあ、でもぼくきっと日本社会ではマジョリティじゃないだろうなあと苦笑い。多様性の都市ロンドンに住んで、こういうデモとか表現に出会うと、人種や民族っていうのが少しずつ身近な問題にはなります。


以上、世界の車窓ではなく1枚のビラからお送りいたしました。
ではまた。

 

とっても申し訳ないのですが、当ブログに書いてある内容によって生じた問題などについて、書いている人は何一つ責任を果たせません。
寛大な御心とご自身の判断力をもってお読みいただければ幸いです。