検証!発音って大事なのか
4月1日。曇り時々晴れ。風強め。なかなかのエイプリルフール日和。ちよわかまるです。
イギリスにやってきてはや半年。ふと思う。
英語の発音ってそんなに重要か?
結論から先に。
きれいな発音よりも中身ある発言。
これです。これに尽きる。
ぼくね、発音だけは(笑)よく褒められるんですね。
ヘイヘイ、ジャパニーズのくせにイカしたアクセントじゃねーかよ的な感じで。
でも気を遣ってますから当然っちゃ当然。美しくかっこいい英語を話すためにちゃんと発音記号も見てますもの。上から目線で褒めてきやがって何様・・・
だがしかーし、授業のディスカッションの目標は何ですか?美しくかっこいい英語をみせつけること?ブッブー。自分の意見を伝え、相手の意見に応答すること。だから、発音きれいでも伝わってなきゃ本末転倒なのです。何ていうのかな、卵は片手で割れるけど、オムレツ丸焦げにしてるただのポンコツキザ野郎です。トータルでぜんっぜんかっこよくない。まさにぼくのこと。
チリやコロンビアなどスペイン語圏の学生は、ものすごい英語の発音に癖があります。発音がきれいかと言えば、イマイチな人もいるんですね。でもね、めちゃくちゃ通じてるし、ディスカッションの時カッコいいんだな。不思議なことに。
理由考えました。きっと発音っていう余計な作業が入ることで、格段に話すスピードが遅れて話す内容に集中できなくなるんですよ。ディスカッション時の脳内プロセスを考えてみましょう。
相手の意見を聞く→ふんわり訳して意味を把握する→自分の意見を考える→ふんわり英語の文章におこす→発音を考える→声に出す
実際はこのプロセス通りに単純ではないけど、帰国子女でもない限り基本的にはこんなかんじなはず。で、言いたいことはですね、どうやって発音するっけ?って考える時間が一瞬あるんですよ。この時、きれいに発音できない単語があると自信がなくなる。ほんで文章全体に自信のなさが表れ、結局発言そのものがふにゃふにゃして曖昧になったりする。日常会話ならいいんですけど、学術的な議論の場だとちょっと困っちゃうんですねえ。
だから、発音よりも発言の内容だな、と意識を変えるのが必要だと思いました。でもね、別に両立できないわけじゃないから!!きれいな発音で中身ある発言をする。これが究極的な高き理想です。あきらめませんよ、あたしゃ。とりあえず必要なのは、Confidence, Articulation, Smile。まず自信をもって話す。自信がなくてもはっきり話す。笑顔を添えるのを忘れずに(o^∇^o)
ついでに、発音にまつわるどーでもいい話もしますね。
高校の時の先生がいい教え方をしてくれたのをよく覚えています。
みなさん、「woman」どう発音します?ウーマン?
その先生は発音記号を示すでもなく、黒板にこう書きました。
魚マン
変でしょ。でもとっても的確だと思うのです。他にもありましたよ。
women→We民
station→ステイションシュン
appearance→アピアレンスツ
「破裂音のb, k, pの発音はね・・・」と口の前に紙を一枚かざし
「この紙が揺れるくらいに唇を破裂させるんですわー」と言って
ブルー
と空気砲を炸裂。つばまみれで揺れる白い紙。
あと、発音が上手じゃない生徒に「カラオケ行って歌ってこい」って言ってましたね。リズムが大事だと。こっちの語学コースのネイティブ講師も「英語はとてもリズミカルな言語だから」と同じこと言ってました。ってことは、発音が上手じゃない人は音痴の確率ありか?!笑
やっぱりね、ぼくは音痴じゃないんですよ。ええ、井上陽水のモノマネとかできるんだから(*´艸`*)
うーん、あんま役立たないカスみたいなことを書いてしまった(´Д`;)
そういえばぼく退学します。
うっそー。ハッピーエイプリルフール!!