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フリーター、イギリスへ行く

イギリス/大学院留学/LSE/Social Policy

Social Policy授業探検➂

このブログは時々暴走特急のごとく更新されます。セガールではなく、ちよわかまるです。
授業探検シリーズも今回で最後です。悲しいですね。もっと探検したいという方はコチラへどうぞ。


科目名:Understanding Social (Dis)advantage
単位:Half Unit (Lent Term)
評価:試験100%
コースワーク:個人プレゼン1回、グループプレゼン1回(Formative essayは任意)
リーディング:到底読み切れない量、コアなものだけ読めばOK
形式:オムニバス形式の講義60分+少人数ゼミ90分

<概要>
今年から科目名と内容を一新。昨年まではSocial Exclusion, Inequality and the Underclass Debateという授業でした。貧困や社会的排除ではなくさらに広いSocial disadvantage(無理やり訳すと、社会的不利益)という視点から考えていこうというコンセプトです。○○ and social disadvantageという形でトピックごとに展開されます。たとえば、家族、教育、人種、犯罪、労働など。
また、最後にグループプレゼンテーションがあります。内容はかなり自由。授業で扱われない障害者やメンタルヘルスといったテーマに取り組むグループもありました。

<雑感>
選択科目ですが、必修科目の内容ともかぶるところがけっこうありました。でも改めて、貧困(poverty)・不平等(inequality)・社会的排除(social exclusion)の理解を深めるにはいいです。他の科目であまり扱われないClass mobilityとかSocial capitalの議論もあります。ただ、トピック別オムニバス形式の授業なので、十分に専門的な議論ができるかと言えばやや疑問です。選択科目なら別のもっと一つの内容に特化した専門的な科目をとってもよかったなと思っています。担当のハートレー・ディーン教授はなんだか愛嬌のあるキャラクターのようなおっちゃんで面白いですよ。

ちなみに最後のグループプレゼンテーションでは、"50 Shades of Disadvantage"と題し、グループメンバーがある立場になりきり、それぞれの抱えるDisadvantageを訴えました。ぼくは、妻・息子2人・かわいいプードルという家庭の父親を演じました。一見幸せそうな家庭の中でぼくは疲れ切っています。上昇志向の強い妻。長男は不登校引きこもり、次男は不良仲間とつるみ補導される。学校は何もせず相談できる相手もいない。そんななかぼくが唯一落ち着けるのはプードルのヴィクトリアと一緒にいる時だけ。ぼくのもともとの根暗オーラと疲れ切って絶望する父親が共鳴しすぎて、みんな笑ってましたね(笑)


ここからは実際に取っていないが、友達から聞いた話を参考に。
科目名:Social Policy Research
MSc Social Policy (Research)のプログラムの必修科目となっており、他の学生でも選択科目として取れます。論文や研究の内容を深めるというより、問題設定は適切か、研究方法は妥当かなどの研究としての価値や手法を考えていく授業のようです。卒業論文にもかなり役立ちそうでした。ただプレゼン、エッセイなどのコースワークは多そうでしたね。

科目名:Behavioural Public Policy
ジュリアン・ル・グラン(Julian Le Grand)というかっこいい騎士のようなお名前の教授による授業です。公共サービスの利用者の行動、供給側の専門家たちの行動などがどのように公共政策のなかで影響しているのかっていうかんじのテーマだと思います。ジュリアンさんの本は少し読んだのですが、ものすごい分かりやすかったですね。セミナーグループが7つもあるところを見ると人気の授業っぽいです。


以上3回にわたりごく一部ですが、ぼくの体験と噂をもとに履修科目について書いてみました。ちなみに、科目登録は前期のMTと後期のLTで3コースずつ履修するのが定石ですが、ぼくはMT2つ、LT4つにしました。プログラムディレクターからはLTは卒論も始動していくからヤバいと脅されましたが、なんとかなりました。ただLTの後半はエッセイとプレゼンまみれになり、もうただのまみれ祭り(笑)
これからSummer Termに試験が4つあるような気がするんですよねえ。テストやだなあ。日本語で書いちゃダメかなあ。今から緊張して夜しか寝られません。
それではまた。


とっても申し訳ないのですが、当ブログに書いてある内容によって生じた問題などについて、書いている人は何一つ責任を果たせません。
寛大な御心とご自身の判断力をもってお読みいただければ幸いです。