フリーター、イギリスへ行く

イギリス/大学院留学/LSE/Social Policy

トイレの神様

1にsmile、2にsmile、3、4とばして、5にsmile。ちよわかまるです。


髪を切りに行こうと歩いていたら突然トイレに行きたくなりました。ぼくとしては、海外の町中でトイレというのはあまり望ましい状態ではないです。軽いEmergency。
とはいえロンドンだし、大きめの建物に入ればあると調子に乗っていたら、案の定見当たらず。ああ、このままトイレ我慢して病気になっちゃうんだなと絶望の淵に立たされていました。


そこに突然現れた立派な建物。
All Souls Church


選択の余地はありません。神の扉をたたいてみました。
なかはやや薄暗いホール。小学校の班のように、机と6つの椅子で成る島がいくつか広がっていました。机の上にはBIBLE。恐る恐る入っていくと、

TOILET→

発見。
ああ、神様。なんて慈悲深いのでしょう。
張り紙にしたがい階段を降り、さらに下に降りようとするとドアが閉まっている。トイレの使用は週末のイベント時に限られます、とのこと。オーマイガー。


仕方ないので受付のようなところに行き、かんじのよいおじちゃんとトイレ交渉開始。
ぼく「大変申し訳ないのだがトイレ貸していただけないか」
おじちゃん「う~ん週末以外は開放してないんだよね」
ぼく「じゃあ無理ってことね」(悲しみにくれた表情)
おじちゃん「まあね。ところで観光かい?」
ぼく「まあそんなところです」
おじちゃん「数日の滞在?」
ぼく「いや、実は1年の留学です」
おじちゃん「どこからきたの?」
ぼく「JAPAN」
おじちゃん「うちの孫が日本人のクォーターでね・・・」

とトイレを我慢しつついろいろくっちゃべっていたら、
「まあ、特別に開けるから使っていいよ」と。
神さま、見捨てないでくれたのですね。


「トイレ貸して」「決まりがあるからダメ」
というやり取りで終わらないところが面白かったですね。
お互いのことを話して多少なりとも信頼が芽生えてからトイレを貸す。
こんな出会いからぼくはChurchが主催するENGLISH LESSONSに参加してみることに。
乞うご期待。

 

 

とっても申し訳ないのですが、当ブログに書いてある内容によって生じた問題などについて、書いている人は何一つ責任を果たせません。
寛大な御心とご自身の判断力をもってお読みいただければ幸いです。