フリーター、イギリスへ行く

イギリス/大学院留学/LSE/Social Policy

TranscriptとGPAの試練

留学のせいで、引っ越しやらいろんな契約の解除更新やら。めんどくさすぎてうんざりです。ちよわかまるです。
疲れているので、一番簡単なやつをぱぱっと済ませますね。


イギリスの大学院のアプリケーションには大学の学位と成績が必要です。具体的にどのように書いてあるかを見ちゃいましょう。どれ、LSEのSocial Policyの出願基準は、、、

“First degree at  2:1 level or above in any discipline, with social science background and/or work experience in the social policy field advantageous but not essential”

First degreeは調べると、最初の学位という意味なので日本でいう学士ですね。
2:1 levelとは学位のレベルで、upper 2nd classつまり2番目の中の上位ということです。これはイギリス独自の評価なので最近流行りのGPAに換算した目安も書いてあります。GPA of 3.3、だそうです。
以上をまとめると、学士号を持っていて、大学の成績がGPA3.3以上、が条件ということになります。


これを示すため学位証明書と成績証明書が必要になります。ぼくの場合は成績証明書にはABCなどの評価のみでGPAは記載なかったので、自分で計算して出すことに。
しかし、GPAは換算方法にいろいろあってどうとでもなってしまいます。
A⁺=4、A=3、B=2、C=1で計算するという方法もあれば、
A⁺=4、A=4、B=3、C=2もアリ。
そもそも日本の大学はA⁺、A、B、C、不可、みたいな5段階のざっくり評価。なぜ100点法で算出しないのか意味不明。ジャパニーズは、いつもなかなか世界的な基準に合わせられないのです。さすが生粋の引きこもり。

(追記:ちなみにぼくは二つ目の計算方法で算出したものを提出しました。GPAで3.7くらいです。算出方法などについて特に尋ねられることはありませんでしたが、求められたら説明しないとでしょうね)

とにもかくにも基準がないのだから、多少有利になるように計算してもいいのではとも思います。というか、むしろGPAがどんなによくても他の書類できっちり自分を説明できなければ落ちると思います。成績は良いに越したことはない。しかし、悪くても可能性はある。なぜ悪いのか、悪い中でも自分が何を学んだのかを他の書類で示してみればいい。
このあたりで、すでに日本の大学院とイギリス大学院の違いが見えてきます。無理に数値ではかろうとするのでなく、様々な書類を作成させていろんな視点で取り調べる。ザ書類選考はテストと違い正解がないので大変です。でもその分チャンスも大きい。そんな気がします。

ちなみに、、、
ぼくは大学在学中に出願したので、その時点での成績をとりあえず提出。アプリケーションフォームの中に履修中の授業の記入欄があり、そこにその時点の履修科目を英語名で記入しました。卒業して結果が全部出たら、再度書類を提出します。この時は原本が求められたのでスキャナーでピュとメールではなく、返信用封筒に学位証明書と成績証明書を同封し国際郵便で郵送しました。意外にドキドキの作業。


今日はここまで。次回は気分が乗っていたらPersonal statementについて。

 

 

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